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福井県外国人支援センター

特定技能の推移について

相変わらずにコロナの影響により海外との人的交流も進まず、国内にあってはコロナ不況による倒産や、休業などによる失業が増加し、外国人の雇用に関してはアゲインストとなっている状況です。


「特定技能」制度がスタートしてから今年の3月で2年が経過しました。


福井県における特定技能の資格取得の状況を見ると、令和1年6月末は3人、令和2年6月末は44人に、そして同年12月末では91人と増加しています。


分野別の構成をみると、令和2年の12月末時点で製造業分野が圧倒的に多く、素形材分野が12名、産業機械分野が5名、電気・電子情報関連製造分野が17名の合計で34名。


次に多いのは飲食料品製造分野で20名となっております。


全国的にみると、飲食料品分野がトップで、以下は農業分野、製造業分野、建設業分野、介護分野と続いています。


福井県での介護分野は6名、建設業分野は4名、農業分野に至っては1名と全国の状況とはかなりかけ離れております。


最も人手不足、労働力不足といわれている分野での特定技能が少ないのはどのような事情があるのでしょうか。


この分野でも技能実習生は多く働いていると思われます。


技能実習生を単なる労働力と捉えるのではなく、必要に応じより長く、より高度な技術の習得を目指してもらうためには、特定技能への移行はまたとないチャンスと思われます。


労働力問題を短期的にとらえず、中・長期的な視点で考え、効果的に活用することの視点が必要と思われます。


 

福井県外国人支援センターは、

登録支援機関として、また外国人業務専門の行政書士として、

外国人を雇用したい福井県の中小企業・小規模事業者や

福井県での日常生活にお悩みを抱えている外国人の方々を支援しています。


お困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください!!

TEL:0776-26-0456

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